広告の種類ごとの効果や運用方法は?メリットや選び方も解説!
![広告の種類ごとの効果や運用方法は?メリットや選び方も解説!](https://verse-type.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/12/icatch_ad_kind.jpg)
広告は街にある看板やテレビCM、雑誌や新聞の広告など、日常に多く存在しています。近年ではインターネット広告が普及し、SNSやインターネットサイトを中心にさまざまな広告が展開されています。インターネット広告は比較的安価で出稿できるものが多く、企業規模問わず出稿できる広告です。
当記事では、インターネット広告の種類について特徴やメリットをそれぞれ解説します。どのインターネット広告に出稿するべきか迷っている方は、ぜひご一読ください。
【この記事はこんな方におすすめです】
- web広告を打ち出したい方
- どのweb広告を選ぶべきか迷っている方
- web広告のそれぞれの特徴がわからない方
オンラインとオフラインの広告について
![オンラインとオフラインの広告について](https://verse-type.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/12/img_ad_kind1.jpg)
オンライン広告とは、SNS広告やリスティング広告、動画広告などインターネットを介して発信する広告のことです。反対にオフライン広告は、新聞広告やテレビCM、ラジオCMといったインターネットを介さない、マスメディアに発信する広告のことを指します。
オフライン広告の特徴は、オンラインに比べて費用が高額になりやすいものの、伝えられる情報と露出が多いことです。一方で、オンライン広告は予算に合わせて柔軟に広告の調整が可能な上に、安価で出稿をはじめられるという特徴があります。ただし、知識がない状態では費用対効果が悪くなる可能性があり、多くの広告の形態があるため目的・目標に合わせて広告を選ぶことが大事です。
インターネット広告の種類と特徴とメリットについて
![インターネット広告の種類と特徴とメリットについて](https://verse-type.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/12/img_ad_kind2.jpg)
インターネット広告とはweb広告ともいい、インターネット上のさまざまな広告を総括した呼称です。リスティング広告やディスプレイ広告、メール広告など広告の種類は多岐にわたります。
インターネット広告のメリットは、下記の通りです。
- ターゲットが絞れる
- 効果測定によって改善が図れる
- 少額の費用で広告出稿ができる
- 広告を柔軟に変更、停止できる
- 人気の媒体に気軽に広告が発信だせる
インターネット広告はメリットが多い反面、仕組みを理解していないと広告の効果を得るのが難しいというデメリットも存在します。狙っているターゲットが利用している媒体に適切に広告を出稿することで、広告の効果が期待できるでしょう。
SNS広告
SNS広告とは、SNSをプラットフォームに配信する広告のことです。昨今では国内でのユーザー数トップのFacebook、Twitter、Instagram、LINE、TikTok、YouTubeがまとめて「6大SNS広告」と呼ばれています。
SNS広告のメリットは正確にターゲットが決められることと、多様な広告フォーマットとメニューがあること、また少額から出稿できることです。マスメディア広告とは異なり出稿の最低金額が低く、企業規模問わず出稿に取り組めます。
たとえば、Instagram広告には画像広告や動画広告、カルーセル広告、コレクション広告と種類が多様です。リールやストーリーなどの広告もあります。出稿は1か月10万円程度の予算からはじめられますが、認知獲得が目的であれば数十万〜数百万が必要です。
ディスプレイ広告
インターネット上やアプリ上に画像や動画で表示される広告を、ディスプレイ広告と言います。バナー広告も、ディスプレイ広告の1つです。リスティング広告とは表示される場所が異なり、ディスプレイ広告は閲覧サイトの広告枠に表示されます。
ディスプレイ広告の強みは、悩みがあるものの、まだ行動に移していない潜在層の顧客に対してアプローチができることです。画像や動画の広告のためユーザーの目に止まりやすく、広告のデザインや内容を意識することで商品・サービスの魅力を具体的に伝えられます。ただし、多くのユーザーを誘導できるものの、広告費の消費ペースが早いといったデメリットもあります。
リスティング広告
リスティング広告とは、ユーザーが検索した際に検索結果に表示される広告のことを指します。「検索連動型広告」とも呼ばれ、検索結果の上部または下部に表示されます。
検索キーワードに合わせて広告を打ち出せるため、感度の高いユーザーにアプローチをできるというのが、リスティング広告の特徴です。低予算で広告出稿できる上に、広告の費用の上限を決められたり、1日の予算を自由に設定できたりもします。一方で、持続的に費用がかかり潜在層にはアプローチしづらいことと、競合サイトが多い場合はコスト高くなる傾向にあることがデメリットです。
リスティング広告でうまく効果を出すには、ロングテールキーワードも狙うことと1日の予算を低く見積もらないこと、また除外キーワードを設定することです。予算が低すぎると狙ったキーワードで広告が表示できず、ユーザーに届かないことがあります。見込みの高いユーザーに届けるためにも適切な予算を検討する必要があるでしょう。
動画広告
YouYubeやTikTokなどに流れる動画の広告を、動画広告と言います。テレビCMや電車内で流れる広告も、動画広告の1つです。15〜30秒程度の動画が一般的で、動画広告には試聴動画と同じサイズのインストリーム広告や静止画バナーと同じサイズのインバナー広告などがあります。
動画広告では音と動きを組み合わせて、多くの情報をユーザーに届けることが可能です。動画広告の作成には動画の撮影や動画に音楽やキャプションを入れる編集作業などが必要となり、ほかの広告に比べて費用と時間がかかるといった特徴があります。テレビCMへの出稿に比べて少ない費用で始められるため、少ない費用で多くの情報を伝えたい場合に向いている広告と言えるでしょう。
動画広告を出稿できる媒体は多く、利用しているユーザーの傾向やニーズ、需要が異なります。ターゲットを絞って広告を出稿することで、高い効果が期待できるでしょう。
アフィリエイト広告
アフィリエイト広告とは、設置した広告先でユーザーが商品を購入した場合、成果として報酬が支払われる「成果報酬型広告」と呼ばれる広告です。基本的に広告主がASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)に広告出稿し、アフィリエイターがASPを通して自身のサイトに広告を掲載します。アフィリエイト報酬はASPが代行し、アフィリエイターにまとめて支払うのが基本的な流れです。
アフィリエイト広告は、ユーザーがサイト先で購入したときにのみ費用が発生する成果報酬型であるため、高い費用対効果を得られます。また成果報酬金額は広告主が任意で決められ、急激な予算変動もありません。
メール広告
メール広告とは、メールを使用してターゲットにアプローチをする広告のことです。メール広告にはテキストとhtmlの2種類があります。テキストは文字だけで構成され、htmlは画像をメールの中に添付したり、文字のレイアウトやフォントが変えられたりするメール形式です。
メール広告には配信方法も2種類あり、オプトインメール広告やターゲティングメール広告があります。会員登録などをした際にメール配信の受け取り承諾を取り配信するのが、オプトインメール広告です。
メール広告は情報を多くユーザーに伝えられることと、ターゲットを絞ってメール配信できることがメリットになります。大量配信の場合はスパムメールと見なされる可能性があるため、メール広告ではメールにユーザーへのメリットや具体的な内容が書かれていることが大切です。
web広告の選び方
![web広告の選び方](https://verse-type.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/12/img_ad_kind3.jpg)
web広告の種類は多く、広告の打ち出し方も数え切れないほどあります。
たとえば、SNS広告だけでもInstagramやLINE、Twitter、Facebookとさまざまな媒体があり、Instagramの広告の種類もポスト形式や動画形式など多岐にわたります。広告出稿で効果を得るには、狙ったターゲットの利用する媒体で配信することが重要です。
以下では、web広告の選び方について解説します。
ターゲットから媒体を選定する
web広告を選ぶ場合は、まずどの層のターゲットに向けて広告を打ち出すのかを決める必要があります。web広告を打ち出す媒体の種類によって、利用しているユーザーの年代や目的が異なるためです。ターゲットが利用している媒体で、利用している時間に広告を打ち出すことで効果が期待できるでしょう。
SNS広告と言ってもTwitterとInstagram、Facebookでは利用している年代は大きく異なります。TwitterやInstagramは若年層が多く利用している傾向にあるものの、Facebookになると利用者の年齢層が上がります。
ターゲットの年齢層や性別、職業、収入や生活習慣など細かく設定し、人物像を明確にしましょう。人物像を明確にすることでターゲットの利用する媒体が明確になり、効果的なweb広告がわかります。
目的から選ぶ
なんのために広告を打ち出すのか、目的を明確にしましょう。ユーザーに商品やサービスを購入してもらいたいのか、または商品やサービスの認知度を上げたいのかで効果的となるweb広告は異なります。
商品購入を促す場合は検索キーワードによって広告配信ができるリスティング広告や、直接購入に繋げられるアフィリエイト広告が向いているでしょう。認知度を上げたい場合はディスプレイ広告や動画広告を利用して、商品の魅力を視覚的に打ち出すのが有効と言えます。
広告を打ち出す目的によって適したweb広告は異なるため、まずは自社の課題を明確にすることが大事です。目的を明確にしたら各web広告の特徴を把握し、目的の沿った媒体を選びましょう。
まとめ
オンライン広告とは、インターネットを介して打ち出す広告のことです。予算に合わせて柔軟に出稿が調整できるといった特徴があり、種類はSNS広告や動画広告、リスティング広告と多岐にわたります。
web広告を打ち出すには、まずターゲットの人物像を明確にすることです。どういった年齢層で何に困っているのかなどを明確にすることで、利用する媒体や効果的なweb広告が見えてきます。また広告を出稿する目的を定めることで、目的にあったweb広告が分かるでしょう。
バースタイプでは、Googleのリスティング広告やYouTube、InstagramなどのSNSで、収益増加を意識した広告を出稿しています。広告を出稿したい方は、ぜひ一度気軽にお問い合わせください。